ピスタチオでDNAのダメージが減るかもよ
要約
・1日57gのピスタチオの食べると、DNAの保護やアンチエイジングに役立つことが示された。
ボディビルの大会が終わり(東京オープンボディビル60kg級。結果はギリギリ予選通過の9位)、もうダイエットをする必要はありません。というわけで、普通の健康的な食事に戻そうと思います。
今回紹介する健康的な食べ物はピスタチオです。ピスタチオは殻の中に入っているナッツで、その香ばしさとほんのりとした甘さから、ナッツの中でも最も好きなものの一つです。
このピスタチオですが、旨い上に健康に役立つことが様々な研究からわかっています。2019年に発表された糖尿病予備軍を対象とした論文では(1)、カロリーや炭水化物・脂肪・タンパクの割合は一定にしたうえで、ピスタチオがDNAのダメージに関してどのような影響を与えているか調べています。この試験ではクロスオーバー試験という質の高い試験方法を採用しています(詳しく知りたい人はgoogleさんに聞いてみよう)。その結果、ピスタチオを摂ることで
・DNAへのダメージが減った
・テロメアの長さを調節する遺伝子の発現が増えた
・テロメアの長さを調節する遺伝子のうち、TERTと呼ばれる遺伝子の発現が増えることは血糖値の低下と関連した
というような、アンチエイジングを目的とした人にとって、よい影響が見られました。特にDNAへのダメージが減るということは、これから強くなる紫外線の害を減らすにもよいのではないでしょうか(日焼けサロン行く前に食べておけばよかったぜ)。
怪しいサプリメントに比べればピスタチオは安く、とてもおいしいのでおやつの時間にピスタチオを取り入れるのはいかがでしょうか。筆者みたいに食べ過ぎてカロリーオーバーにならないようには注意が必要ですが。
↓みたいなのを頼むと、一瞬でなくなってしまうので
↓みたいな小分けのものを買っています。
健康に関係しなくても、食べちゃうわけですが!
参考文献
(1)2019 American Journal of Clinical Nutrition「Pistachio consumption modulates DNA oxidation and genes related to telomere maintenance: a crossover randomized clinical trial 」